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【1年生】東京都人権プラザ訪問
中学1年生がコスモの授業で、「東京都人権プラザ」を訪問しました。
はじめに、「人権とはなにか」というテーマで講義を受けました。講師の方から、人権は“誰もが持っている大切な権利”であり、性別・国籍・障がいの有無などに関わらず、すべての人が尊重されるべき存在であるというお話をしていただきました。生徒たちはメモを取りながら真剣に耳を傾け、自分たちの身の回りにも関係する問題として考える姿が見られました。
体験学習では、ブラインドサッカーやボッチャに挑戦しました。
ブラインドサッカーでは、アイマスクをしてまっすぐ歩くことの難しさを実感したり、声を掛け合いながらグループで動く大変さを体験したりしました。ボールには音が鳴る工夫がされており、視覚に障がいのある人たちが安心してスポーツを楽しむためのアイデアを体感することができました。
ボッチャでは、誰もが平等に参加できるスポーツの魅力を感じ、ルールを覚えながら笑顔で競い合う姿が印象的でした。
展示コーナーでは、「子どもの人権」や「パラリンピックの理念」など、社会の中で人権を守り、支え合うためのさまざまな取り組みを学びました。実際の写真や資料を通して、障がいのある人や多様な背景をもつ人々の思いにふれることができました。
生徒からは「いつも勉強の時はどうしても人権を堅苦しいものだと感じてしまうけど、今回の体験で自分が生きていることも人権が保障してくれているのだと知り、大切なものだと感じられるようになりました!」「みんなが人権を持っている限り、差別やいじめなどは絶対にあってはならないということを改めて感じました」などの感想が寄せられました。
今回の訪問を通して、生徒たちは、人権を守ることは特別なことではなく、「日々の生活の中で相手を思いやること」から始まるのだと実感しました。今後の学校生活や社会の中で、この学びを生かしていってほしいと思います。



