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【3年生】タスマニア研修①
中学3年生の13名が、オーストラリア・タスマニア州にて3週間の海外研修に挑戦しています。家族と離れての海外生活は初めての生徒も多く、出国の際は少し緊張した様子も見られましたが、全員無事にタスマニア州ロンセストン空港に到着しました。
空港では、州のシンボルでもある「タスマニアンデビル」と記念撮影。その後、バスで約2時間移動し、ハミルトンにある「Curringa Farm」にてファームステイを体験しました。コテージでは、生徒たちが協力しながら共同生活を送り、長旅の疲れを癒やすひとときを過ごしました。
2日目は、ファーム内を巡る「ファームツアー」。晴天にも恵まれ、タスマニアならではの美しい自然と澄んだ空気の中、動物たちとのふれあいを楽しみました。また、ブリーダーでありファームのオーナーでもあるTimさんからは、タスマニアにおける畜産や自然保護、繊維や繁殖に関する貴重なお話を伺いました。
月曜日からは、いよいよホームステイと学校生活がスタート。現地の生徒たちと一緒に、英語による授業に積極的に参加しています。
水曜日には、週ごとの遠足がありました。この日は「Trowunna Wildlife Sanctuary」と「Marakoopa Cave」を訪問。サンクチュアリでは、タスマニアンデビルに実際に触れ、生態や特徴についてガイドの方から説明を受けました。視力があまりよくない分、嗅覚が非常に発達していることを知り、驚きの声が上がりました。
また、野生のカンガルーへの餌やりも体験。カンガルーポーズで記念写真を撮ったり、餌やりに夢中になったりと、それぞれが楽しい時間を過ごしました。
その後訪れた「Marakoopa Cave」では、鍾乳洞を探検。上から垂れ下がる鍾乳石(stalactite)と、下から伸びる石筍(stalagmite)が長い年月を経て合体し、石柱(column)となる自然の神秘を目の当たりにしました。生徒たちは、大自然の偉大さを改めて感じたようです。
こうしてあっという間に1週間が経過しました。残りの期間も、多くの学びと出会いを大切にしながら、充実した時間を過ごしていってほしいと思います。





